フリーウエイトトレーニングの時に手首に巻き、固定するリストラップ。
手首を固定できるため、負担を軽減できるトレーニングギアです。
そんなリストラップですが様々な種類や、メーカーがあるため、どれを選んだら良いのか迷ってしまいますよね。
おすすめのリストラップ10選を紹介していきますので、購入するときの参考にしてください。
リストラップの選び方
リストラップの種類も豊富になるので、どのような基準で選んだら良いのか気になりますよね。
リストラップの選び方を紹介していきますので、参考にしてください。
長さで選ぶ
リストラップは30㎝~90㎝と、幅広いサイズがあります。
固定力を重視する場合には、50㎝~60㎝くらいがおすすめです。
短すぎると固定力が弱くなってしまい、高重量を持った時に手首が曲ってしまうこともあります。
長すぎると装着や、調整が難しくなるのがデメリットです。
長さについては手首の太さによっても異なります。可能であれば一度試着して、ちょうどよい長さを見つけてから購入するのがおすすめです。
硬さで選ぶ
リストラップは硬ければ硬いほど固定力が高くなります。高重量を扱うトレーニングをする人は、固いほうが安心です。
硬すぎる商品を選ぶと手首に痛みが出たり、動かしにくかったりすることもあります。
着け心地を重視する人は柔らかいタイプを使うのがおすすめです。ただし、固定力が弱いため、重いと感じる重量を扱うと効果を感じられないこともあります。
自分のトレーニングレベルに合わせて、硬さを変更していくのもおすすめです。
耐久性で選ぶ
リストラップはトレーニングで使うたびに、消耗していきます。
特にマジックテープの部分はトレーニングのセット間で毎回つけたり、外したりするので、弱くなりやすいです。
リストラップを長期間使用していると、マジックテープが先に弱くなってしまい、買いなおすことが多くなります。
何度も使用して弱くなっていると、トレーニング中に外れてしまうことも。
マジックテープが強いと言われている商品や、口コミ・レビューを参考にして選ぶようにしましょう。
素材で選ぶ
リストラップを初めて使う人はナイロンや、マイクロファイバー素材がおすすめです。
ナイロンやマイクロファイバー素材は伸縮性もあるため、手首にフィットしやすいのが魅力。
また、高品質な商品も多く、比較的にリーズナブルな値段で購入可能です。
コットンを使用した天然素材のリストラップもあります。素材が柔らかいため、着け心地を重視したい人におすすめです。
肌触りが良い商品もあるため、男性のみならず女性にも人気があります。
おすすめリストラップ10選
おすすめのリストラップ10選を紹介します。自分にあったリストラップ見つけるときの参考にしてください。
【Schiek】リストラップ
サイズ | 素材 |
12インチ(約30㎝) | コットン |
アメリカで有名なトレーニングギアメーカー「Schiek」が開発したリストラップです。
伸縮性のある素材は手首にフィットし、バーベルやダンベルを持ち上げた時のホールド感を強めてくれます。
柔らかさもありながら、耐久性に優れているのもポイント。
素材にはコットンを使用しているので、吸汗性が良く、夏場でも蒸れにくいのが特徴です。
また、丸洗い可能なので、お手入れも簡単で、清潔に保もてるのも魅力。
【FERRY】リストラップ
サイズ | 素材 |
50cm | ナイロン・スパンデックス |
中国のトレーニングギアメーカーの「HERRY」が制作したリストラップです。
素材には高弾性素材のフレキシブルタイプを採用しているため、柔軟性・耐久性・伸縮性・弾力性に優れています。
手首に巻いたときのホールド力が高いのも魅力です。
また、マジックテープが太く、強度が高いのも魅力。
デザインもシンプルなことから、着ける人を選ばないのも特徴的です。
価格も1,000円未満と安く、コストパフォーマンスにも優れています。
【GOLD’S GYM】ループ付きリストラップ G3511
サイズ | 素材 |
50cm | コットン |
トレーニング初心者からトレーニーまで、幅広い人が愛用しているリストラップです。
ボディビル世界王者も愛用しているほどの人気商品。
伸縮性のあるコットン素材で作られており、手のフィット感が抜群です。
また、耐久性にも優れているので、高重量を扱ったときの固定力が高いのも特徴的。
親指にかけるループもついているため、装着も簡単です。50cmのマジックテープもついており、長持ちしやすいのも魅力。
長く愛用できるリストラップをお探しの人におすすめの商品です。
【武器屋.net】鬼リストラップIPF公認
サイズ | 素材 |
60cm | – |
パワーリフティングなどの大会を主催しているIPF公認のリストラップです。
しっかりとした固定力が魅力で、高重量のトレーニングするときのサポートも抜群。本格的にパワーリフティングや、ウエイトリフティングに取り組みたい人におすすめです。
インパクトのあるロゴが印象的で、装着時のカッコよさも魅力的。
ロゴの向きに合わせて装着するので、左右間違って着けてしまう心配もありません。
見た目の良さや、性能が良く、さらにコストパフォーマンスにも優れている商品です。
【king2ring】リストラップ 60cm(pk360改)
サイズ | 素材 |
60cm | ラバー混合素材 |
高品質なフィットネス用品を制作していることで有名なパキスタンで作られたリストラップです。
程よい伸縮性のあるコットン素材を採用しており、装着したときのフィット感は抜群。
マジックテープは強力で、外れにくいのが魅力です。中長期的に使用しても壊れにくいのもおすすめポイント。
カラーバリエーションも豊富なので、デザイン性にこだわりたい人に向いています。
king2ringは「pk360」「pk360改」「pk360 storong」の3種類を展開しており、strongが最も硬い素材を利用している商品です。
自分の好きな硬さに合わせて、グレードを選ぶようにしましょう。
また、3種類ともすべて洗濯機で丸洗いできます。
【L-park】リストラップ
サイズ | 素材 |
62cm | – |
耐久性・高弾力がり、コストパフォーマンスにも優れたリストラップです。
高負荷のトレーニングにも耐えられるよう厚みがしっかりとしています。また、厚みと共に伸縮性もあるので、手首のフィット感も抜群。
値段も800円前後とリーズナブルで、お買い求めやすいのも魅力です。
マジックテープの部分も長くなったことで、腕が細くて合わなかった人にもフィットするようになっています。
初めてリストラップを使う人におすすめしたい商品です。
【SBD】リストラップ フレキシブル
サイズ | 素材 |
40・60・100cm | 弾性素材 |
柔軟性があり、手にフィットしやすいのが特徴のリストラップです。
サイズは40㎝・60㎝・100㎝の3種類を展開しており、手首の太さや、強度に合わせて選べます。
手首の形に合わせて固定できるフレキシブル素材を採用。柔軟性もありながら固定力もあるため、動かしやすいのが魅力です。
また、IPF認定のリストラップで、規定に則した作りになっています。パワーリフティングの大会に出る人や、これから出ようと検討している人にもおすすめの商品です。
値段はリストラップのなかでも高くなっていますが、価格に見合うだけの性能があります。
【ALL OUT】リストラップ
サイズ | 素材 |
(18インチ・50cm) (24インチ・60cm) | – |
有名なトップフィジーカーが監修のもと制作されたリストラップです。
生地には伸縮性に富んだエラスティックを20%も配合しているため、手首に馴染みやすくなっています。
柔軟性があるだけでなく、200㎏以上の力をかけても破れないほどの耐久力。手首に巻いたときの固定力が高いのも魅力です。
オレンジのロゴにピンクのストライプと、派手なデザインが特徴的。
トレーニーのなかでも人気のある商品で、高品質なものをお探しの人におすすめのリストラップです。
【Sling Shot 】Gangstaラップ。 36″
サイズ | 素材 |
(20インチ・50cm) (36インチ・91cm) | – |
耐久性と強度に定評のあるリストラップです。
長さが90㎝とリストラップのなかでも長めになっています。強く締め付けることや、少し緩めて着けたいなど、調整ができるのも魅力。
IPF認定のリストラップのため、パワーリフティングの大会でも使用可能です。
バーベルやダンベルを用いた高負荷のトレーニングしたい人に、おすすめのリストラップ。
サイズは20インチと36インチの種類を展開しています。
ほかのリストラップと比べて値段は高いものの、性能が良く、価格以上に満足のできる商品になっているかと思います。
【GORILLA SQUAD】リストラップ
サイズ | 素材 |
24インチ・60cm | – |
さまざまトレーニングギアを展開していることで有名なGORILLA SQUADのリストラップです。
素材には柔軟性のある生地を使用しているため、手首のフィット感は抜群。長さも60㎝あるため、手首が太い人でも気にせずに装着ができるのが魅力です。
強力なマジックテープで固定するため、トレーニング中も緩みにくいのが特徴的。高負荷のトレーニングでも安心して行えます。
デザインの種類も豊富にあるので、オシャレにトレーニングしたい人や、可愛いものをつけてトレーニングしたい女性におすすめです。
リストラップとは?
リストラップとは手首に巻き固定することでトレーニングパフォーマンスの向上や、ケガの予防をするトレーニングギアです。
ベンチプレスやショルダープレスなどのプレス系の種目をする際に重宝します。
プレス系の種目は高重量になるほど、手首をまっすぐに保つのが難しくなり、負担が大きくなるので注意が必要です。
また、手首をまっすぐに保つほうが力も加わりやすくなり、高重量を上げやすくなります。
リストラップ・リストストラップ・パワーグリップの違い
リストラップと似たようなトレーニングギアにリストストラップや、パワーグリップがあります。
リストストラップは名前が似ているため間違われることもありますが、使い方が異なるトレーニングギアです。
リストストラップとパワーグリップは紐状の部分や、ベロになっている部分をバーベルに巻き付けることで、プル系の種目時に握力のサポートをします。
また、リストラップとリストストラップの両方を兼ね備えている商品もありますが、性能を考えると、別々で購入するのがおすすめです。
リストラップの効果とメリット
リストラップをつける目的にはフォームを安定させることや、手首の負担を軽減できることにあります。
各目的について深堀していきますので、参考にしてください。
フォームが安定しパフォーマンスが向上する
リストラップはベンチプレスや、ショルダープレスなどのプレス系の種目で使用します。プレス系の種目は手首を立ててすることが重要です。
しかし、高重量になればなるほど手首で支えられなくなり、曲がっていってしまいます。
曲がった状態でトレーニングすると力がうまく伝わらず、パフォーマンスが低下してしまうことも。
リストラップで固定すると、高重量の時も手首を立てられるようになり、フォームも安定します。
手首の負担を軽減できる
高重量のバーベルや、ダンベルを使用している場合に、手首が曲ってしまっていると負担が大きくなります。
負担が大きくなりすぎると、ケガしてしまう可能性があるので注意が必要です。
リストラップを使用することでサポートしてくれるので、手首への負担が少なくできます。
プレス系の種目をしていて手首が曲ってしまっている場合には、リストラップを装着するようにしましょう。
リストラップのデメリット
リストラップを購入するときのデメリットはコストがかかることと、大会によっては使用できないものがあるということです。
各項目について深堀して解説していきます。
コストがかかる
リストラップのデメリットとしては消耗品なので、コストがかかってしまうという点です。すぐに壊れることはほとんどありませんが、使用頻度が高い人ほど、壊れやすくなります。
リストラップはトレーニングのセットごとに着けたり、外したりを繰り返すため、マジックテープの部分が弱くなることが多いです。
人によっては買いなおす回数も多くなるため、コストがかかりすぎてしまうことも。
買いなおすことを前提に安く、自分に合わない商品を購入すると効果がなくなってしまうため、性能を見ながらコスパの良いものを選びましょう。
IPF公式大会では使用できない商品もある
普段のトレーニングで使用する分には、お好きな商品を使っても問題ありません。
ただし、パワーリフティングなどの大会を多く手掛けているIPFの公式大会に出場する場合には、IPF公認の商品を購入しましょう。
認定されていない商品の場合には、利用できないので注意が必要です。
トレーニングを積んでいき、大会出場も考えている人は、公認の商品を購入し、慣れるまで普段使いするのをおすすめします。
リストラップの使い方・巻き方
リストラップの巻き方は下記のとおりです。
- サムループ(輪ゴム部分)に親指を通す
- 帯の部分を手首に巻き付ける
- マジックテープで固定する
手のひらにリストラップがかかるように、巻き付けましょう。
装着ができたら手首を軽く回し、動かないかどうか確認してください。手首が動いたり、隙間ができたりしてしまう場合には締め付けが弱いので、もう一度巻きなおしましょう。
サムループについては固定ができた後に外す人もいますが、つけたままトレーニングしても問題ありません。
リストラップは何キロからつける?
トレーニングギアをつけるのはトレーニング上級者や、高重量を扱うイメージが強く、何キロから着けたらよいのか悩む人も多くいます。
リストラップに何キロから装着したほうが良いなどの基準は特にありません。
装着するタイミングとしてはバーベルや、ダンベルを持つと重く、手首が曲ってしまう時や、痛いと感じる時です。
軽い重量でもケガの予防として着けることもあるので、重量を気にせず、必要と感じたら装着しましょう。
装着するか悩んでいる場合には安いリストラップを購入し、変化があるか試してみるのもよいかもしれませんね。
リストラップに関するよくある質問
リストラップについて、よく頂く質問です。
商品を購入するときや、選ぶときの参考にしてください。
価格はどのくらいですか?
リストラップは安いもので800円ほどから、高いもので8,000円を超えるものまであります。
値段による違いは素材や、機能性、長さです。
どこで購入できますか?
Amazonや楽天などのECサイトで購入できます。
また、ECサイトでの購入はサイズ感に不安があるという人は、トレーニングギアを専門に取り扱っているお店で購入するのがおすすめです。
ジムによってはジム内の売店でも販売しています。
手入れはどのようにしますか?
基本的には水で、丸洗い可能です。
また、洗濯機を利用して洗えるものもありますので、パッケージを確認してみてください。
自分に合ったリストラップを見つけよう!
おすすめのリストラップ10選を紹介しました。
リストラップを選ぶときは長さや、硬さ、耐久性で選ぶようにしましょう。硬ければ硬いほど固定力が高くなります。
また、長さは手首の太さに合わせて選びましょう。短すぎて固定できない場合や、長くて調整がしづらくなることもあります。
ぜひ、本記事を参考に自分に合ったリストラップを見つけてみてください。
筋トレにおすすめのトレーニングギア
トレーニングのパフォーマンスを向上させるためのトレーニングギアを紹介しています。
ぜひこの機会にトレーニングギアを揃えて、トレーニングを楽しみましょう!
トレーニングベルトおすすめ10選!
ベルトのように腰に巻いて利用するトレーニングギアです。
パフォーマンスを向上させたい人や、腰痛・腰の負担を軽減したい人におすすめです。
パワーグリップおすすめ10選!
手首に装着し、ベロの部分をバーベルや、バーに巻き付けて利用するトレーニングギアです。
手のひらの保護や、ローイング系トレーニング時の握力の補助が目的の人におすすめです。
リストストラップおすすめ10選!
手首に装着し、ひも状になっている部分をバーベルや、バーに巻き付けて利用するトレーニングギアです。
ローイング系トレーニング時の握力の補助が目的の人におすすめです。
リストラップおすすめ10選!
手首に巻き付けて利用するトレーニングギアです。
プレス系種目時の手首の負担を軽減することや、トレーニングフォームを安定させたい人におすすめです。
トレーニンググローブおすすめ10選!
手袋のように、手に装着するトレーニングギアです。
手のひらの保護や、手首のサポート、グリップ力の向上が目的の人におすすめです。
エルボースリーブおすすめ10選!
肘に着けて利用するトレーニングギアです。
肘関節の負担軽減や、トレーニングフォームの安定、パフォーマンスの向上が目的の人におすすめです。
おすすめニースリーブ・ニーラップ8選!
膝に着けたり、巻いたりして利用するトレーニングギアです。
膝関節の負担軽減や、トレーニングフォームの安定、パフォーマンスの向上が目的の人におすすめです。
トレーニンググッズ
自宅でのトレーニングを最大化させるためのトレーニンググッズを紹介しています。トレーニングの負荷を上げたり、バリエーションを増やしたりするためにご活用ください。
筋トレ器具おすすめ14選!自宅で使いやすい商品を紹介
自宅でも利用できるダンベルや、トレーニングチューブ、バランスボールなどを紹介しています。
自宅でのトレーニングを中心的に行っている人におすすめです。