プロテインを飲むと太るから、やめておいたほうが良い聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
プロテインと聞くとマッチョや、アスリートが飲むもので、運動しない人が飲むのはデメリットと感じてしまう人もいると思います。
飲むと太ると言われている理由や、飲むべき理由を解説しますので、参考にしてください。
プロテインを飲むと太るってホント?
プロテインが原因で太るということは考えにくいです。
1日の消費カロリー以上に摂取した場合には太ることもありますが、プロテインだけが原因でカロリーが超えているということはあまりありません。
太ると思っている人の多くは、食事だけで1日の消費カロリー以上にカロリーを摂取している可能性があります。
まずは普段の食生活を見直すところから始めてみましょう。
プロテインは運動や、トレーニングと相性が良い飲み物なので、この機会に始めてみるのもよいかもしれませんね。
カロリーについては「ダイエット時のカロリー制限はどのくらい?計算方法も解説」も参考にしてください。
プロテインに含まれる栄養素
プロテインにはタンパク質をはじめ、ビタミンやミネラルなどの栄養素が多く含まれています。
エネルギー | 脂質 | 炭水化物 | タンパク質 | |
ホエイプロテイン | 103kcal | 1.9g | 1.0g | 21g |
ソイプロテイン | 108kcal | 0.5g | 0.5g | 27g |
カゼインプロテイン | 105kcal | 0.4g | 1.4g | 25g |
参考:MYPROTEIN
※1食あたりのエネルギー
特にタンパク質は豊富でプロテイン1杯あたり20~27gほど摂取可能です。近年のプロテインは低脂質・低糖質のためタンパク質だけを上手に摂取できます。
一般的な人であれば1日に1~2杯ほどで飲むことで十分なタンパク質を摂取できるため、カロリーもそこまで高くなりません。
プロテインを飲むことでカロリーオーバーしてしまうのであれば、普段の食生活を見直してみてください。
脂質量が多くなっていることが原因で、カロリーを摂りすぎている可能性もあります。
タンパク質の1日の必要摂取量
タンパク質は1日に下記の量が必要とされています。
男性 | 女性 | |
18~29歳 | 65g | 50g |
30~49歳 | 65g | 50g |
50~64歳 | 65g | 50g |
65~74歳 | 60g | 50g |
75歳以上 | 60g | 50g |
体重比にすると体重1kgあたり0.8g~1.2gのタンパク質を摂取するようにしましょう。
運動や、筋トレを週4以上定期的にしている人は、体重1kgあたり2gのタンパク質量を目安に飲むのがおすすめです。
プロテインだけですべてを補おうとするのではなく、食事からもしっかりと摂取するようにしましょう。
タンパク質については、「筋トレ後はタンパク質を摂取しよう!目安量や摂取のコツも解説」も参考にしてください。
プロテインを飲むべき理由
アスリートやトレーニングしている人以外にも、プロテインを飲むことは重要です。
一般の人でも飲むべき理由を解説します
プロテインの効果については、「プロテインの効果とは?効果的な飲み方も解説」も参考にしてください。
筋肉を維持・つけるため
タンパク質は日常で傷ついた筋繊維や、毛細血管を修復するのに利用されます。タンパク質量が足りていないと修復されにくく、元の状態よりも太くなっていきません。
特に運動や、トレーニングしている人は筋肉を修復させるためにも、タンパク質を摂取するようにしましょう。
筋肉は年々衰えていってしまうので、タンパク質を摂取して維持するように努めることも重要です。
美容のため
筋肉だけでなく、肌や髪の毛、爪もタンパク質からできています。
摂取量が足りていないと肌荒れを起こしたり、薄毛の原因となったりしてしまうことも。
必要量の摂取を続けることで肌のターンオーバーが行われ、ツヤやハリのある肌を手に入れられます。お肌が気になっている人は、タンパク質を多く摂取するようにしましょう。
頭皮の改善にも利用されているため、薄毛の予防に期待できるとも言われています。薄毛に悩んでいる人は、プロテインを飲んでみると改善されるかもしれません。
ダイエットのため
ダイエット中にはソイプロテインを飲むようにしましょう。
ソイプロテインはゆっくりと消化・吸収されるので、腹持ちが良くなります。ダイエット中に空腹がつらいと感じる人は、食事と一緒にプロテインを飲むのがおすすめです。
ダイエット中は食事制限をることも多いため、必要な栄養素が不足しやすくなります。プロテインでタンパク質だけでなく、不足しがちなビタミンや、ミネラルを補うことも可能です。
ダイエットすると脂質だけでなく、筋肉量も減っていってしまうこともあります。筋肉量が減っていってしまうと基礎代謝も落ちてしまい、痩せにくくなっていってしまうのです。
筋肉量を維持するためにも、タンパク質を摂取するようにしましょう。
小腹が空いたときには「ダイエット中で口が寂しい時におすすめの解消法を紹介」も参考にしてください。
プロテインはいつ飲む?
プロテインは様々なタイミングで飲むことができます。
トレーニングしている人であれば、筋トレ後30分以内に摂取するのがおすすめです。この時間はゴールデンタイムともよばれており、栄養を吸収しやすい状態になっています。
プロテインを飲むことはもちろんのこと、炭水化物も一緒に摂ることで、効率よく栄養摂取が可能です。
ダイエットしている人は食前や、間食として飲みましょう。食べ過ぎの防止ができることはもちろんのこと、腹持ちも良くなります。
プロテインを飲むタイミングについては、「プロテインの飲むタイミングとは?正しい知識について」も参考にしてください。
プロテインを適切に飲んで健康を維持しよう!
プロテインを飲んだことが原因で太るということはありません。
飲んで太る人の多くは、食事でのカロリー摂取量がオーバーしている可能性があります。プロテイン自体にはそこまでカロリーもないため、食事から見直してみるようにしましょう。
タンパク質は筋肉や、肌、髪の毛、爪を作る成分となっているため、積極的に摂取するのがおすすめです。
ぜひプロテインを飲んで健康や、美容の増進に役立ててください。
下記ページにておすすめのプロテインを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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参照文献