トレーニングを続けていると、先に握力がなくなり、十分に追い込むことができなかった経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
そんな時におすすめなのがパワーグリップです。パワーグリップは握力のサポートや、手首を保護してくれます。
パワーグリップも種類が豊富なので、どの商品を購入しようか悩みますよね。
おすすめのパワーグリップ10選を紹介していきますので、購入時の参考にしてください。
パワーグリップの選び方
パワーグリップにもさまざまな種類があるので、どのような商品を選んだらよいのか悩みますよね。
選び方を解説していきますので、参考にしてください。
手首のサイズに合っているか
パワーグリップのサイズはS~Lまであり、手首の太さによって変わります。
メーカーによってもサイズは異なるので、サイズ表を確認しておくのがおすすめです。
大きめのサイズを購入してしまうと装着後に動いてしまい、かえって滑りやすくなってしまうこともあります。また、手首に巻いている部分が手に食い込んでくるため、高重量を扱うと痛いです。
購入するときには手首周りの長さを測り、サイズ感の丁度良いものを選びましょう。
ベロの長さを確認する
パワーグリップはベロの部分にウエイトマシンのバーや、バーベル、ダンベルを巻き付けて使用します。
巻き付けた時にフィットする長さの商品を選ぶことが重要です。
ベロの部分が長すぎると先端が余ってしまい、握りにくくなってしまうことがあります。
ベロは手のひらで包み込むようにして使うため、手のひらのサイズに合わせて購入するのがおすすめです。
長い商品を利用する場合は、しっかりと巻き込むことで、ホールド力も高くなります。
ベロの素材で選ぶ
パワーグリップのベロの部分には、下記の4種類があります。
- ラバー
- 皮(レザー)
- ネオプレン
- 鉄製
ラバー素材はバーベルや、ダンベルとフィット感が良いのが特徴です。また、滑りにくく、強度も高いため、トレーニング初心者から上級者まで、幅広い方に向いています。
レザー素材は手になじみやすいのが特徴です。使い始めたばかりの頃は使いにくいこともありますが、使えば使うほど、手になじんでいきます。また、強度も高いので、耐久があるのも魅力です。
ネオプレン素材は耐久性があまりないものの、洗濯機で丸洗いができます。利用頻度が高い人はお手入れが楽なのも魅力です。ただし、耐久性があまりないので、トレーニング初心者に適しています。
鉄製は耐久性が強く、握力を使わずにトレーニングできるのが魅力です。ほかの素材を利用して合わなかった場合に、選んでみてください。
手入れしやすさで選ぶ
トレーニング頻度が高い人は、パワーグリップを利用する回数も多くなると思います。清潔感を保つためには、手入れがしやすいかどうかも確認しましょう。
レザー製や鉄製は水洗いができないため、メンテナンスがしにくくなります。
しかし、ネオプレン素材であれば水洗いもできるため、手入れが面倒な人におすすめです。
清潔感が気になる人は、抗菌仕様になっている商品を選びましょう。
高重量を扱う人は耐久性も重要
バーベルやダンベルで高重量を扱う人は、パワーグリップの素材にこだわりましょう。
ネオプロン素材は手入れがしやすいですが、あまり耐久力に優れていません。高重量を扱うトレーニングする人はレザーや、ラバー素材を選びましょう。
なかでもラバー素材は滑りにくく、手にフィットしやすいため、トレーニング初心者から上級者まで、幅広い方におすすめです。
高重量を上げることを目標にしている人は、ラバー素材はレザー素材を選ぶようにしましょう。
パワーグリップおすすめ10選
パワーグリップおすすめ10選を紹介していきます。
ぜひ自分に合った商品を見つけてください。
【THINKフィットネス】GOLD’S GYM パワーグリップ プロタイプ
サイズ | 素材 |
Sサイズ:16cm Mサイズ:18cm Lサイズ:21cm | ラバー |
トレーニング初心者から上級者まで、幅広い方人気のあるパワーグリップです。
高重量を扱うトレーニング上級者も愛用しているので、耐久性は抜群。
手首の部分はマジックテープになっているので、着脱も簡単にできます。
高重量のバーベルを持っても手首の負担がかからない構造になっているのもおすすめのポイントです。
グリップ力もしっかりとしているため、バーベル長時間握っても滑りにくくなっています。
【king2ring】本革 パワーグリップPK650改
サイズ | 素材 |
フリー | 本革 |
しっかりとしたグリップ力が魅力のパワーグリップです。
ベロの内部に細かくスレッドワイヤーを張り巡らしており、握った時に滑りにくくなっています。
本革を素材としているため、耐久力も高いのがポイント。
手首の部分にはネオプレンを採用しており、手首への負担を和らげてくれます。
滑りにくい構造や、本革を素材として使っている点から、高重量を扱うトレーニーにおすすめしたい一品です。
【Versa Gripps】 PRO オーセンティック
サイズ | 素材 |
XSサイズ:13~15cm Sサイズ:16~19cm MLサイズ:19~22cm XL サイズ:22cm~ | ラバー |
アメリカ発の優れたグリップ力と高い耐久性が魅力のパワーグリップです。
ベロの部分には特許取得済みの「ノースリップラバー」を使用。吸着力が高いので、ホールド力が高く、グリップをしっかりと握り込めるのがポイントです。
カラーバリエーションも豊富なことから、オシャレなトレーニングギアを装着してトレーニングしたい人にも向いています。
トレーニーの間でも非常に人気の高いパワーグリップ。トレーニングを始めたばかりの方から、高重量を扱うトレーニング上級者まで、幅広い方におすすめいしたい一品です。
【トリプルエス】ALL OUT パワーグリップ プロ
サイズ | 素材 |
Sサイズ:16cm以下 フリーサイズ:16~20cm XLサイズ:20~23cm | ラバー |
日本のボディビルダーが監修のもと制作した本格的なパワーグリップ。トレーニング初心者からプロまで、幅広い方に愛用されている一品です。
ベロの部分は薄く作られているため、バーベルやダンベルを握った時の感覚もしっかりとあります。薄く作られているだけでなく、ラバー素材を採用しているため、高重量を扱っても滑りにくいのがポイント。
パワーグリップのなかでも高性能ながら、価格も安く抑えられているのが魅力です。
日本メーカーが製作していることもあり、カスタマーサポートも充実しています。
【Cobra Grips】ラバータイプ
サイズ | 素材 |
男性用:約14cm~ 約22cm 女性用:約11cm ~ 約17.5cm | ラバー |
カラーバリエーションが豊富で、トレーニングギアの見た目にもこだわりたい人におすすめのパワーグリップです。
シンプルなブラックだけでなく、ピンクのカモフラージュ、レオパルドなど、他社ではあまり見ないカラーバリエーションが豊富にあります。ベロにはコブラ柄が入っているのもポイント。
デザイン性だけでなく人間工学に基づいて設計されているため、安全性も高く、使いやすくやっています。
男性用・女性用と両サイズ展開しているので、自分に合ったサイズが見つかりやすいのも魅力です。
ラバー素材だけでなく、よりも丈夫なレザー素材も展開しています。
【Zenoplige】パワーグリップ PROBW-HZ-J51-JP
サイズ | 素材 |
フリー | ラバー |
ベロの部分が広く、手のひら全体を覆ってくれるのが特徴のパワーグリップです。
手のひら全体を保護してくれるため、高重量を扱ったときの手に痛みや、マメ・水膨れを防いでくれます。
ベロの長さは20㎝と長め設計のため、ベンチプレスなどのプレス系のトレーニングや、デッドリフトなどのプル系のトレーニングの両方で利用可能です。
手首の部分は厚めのスポンジが採用されており、手首への負担を軽減してくれます。
サイズはフリーサイズとなっており、マジックベルトで調整可能です。
【GORILLA SQUAD】 ゴリラグリップス プロ パワーグリップ PRO
サイズ | 素材 |
Sサイズ:14.5cm~16cm Mサイズ:16cm~19cm Lサイズ:19cm~22cm | レザー |
高重量を扱う人でも安心の高耐久力パワーグリップです。
ベロの部分は厚さ4mmの特殊ラバーを採用し、耐久性・耐疲労性を高くしているのが魅力。
防弾チョッキなどに使われるケブラーを使用して織り込んでいるため、摩擦にも強く、壊れにくいのもポイントです。
クッション性もあり、高重量を扱ったときに手が痛くなりにくく、マメや水膨れができにくいのも魅力。
サイズも14cm~22cm(S・M・L)があり、手首の細い女性の方でも選びやすくなっています。
【ROEERE】パワーグリップ PRO
サイズ | 素材 |
Sサイズ:16cm Mサイズ:18cm Lサイズ:20cm | ラバー |
プロのジムトレーナーが監修のもと制作されたパワーグリップです。
ベロの部分にはROEEREオリジナルの特殊素材「フリクションラバー」が使用されており、耐久性・吸収性に優れています。
また、柔軟性もあるため、手になじみやすいのも魅力。
リストバンドが幅9㎝とワイドになっているため、高重量を持った時でも、手首への負担が少なくて済みます。
ラバー部分は清潔に使える抗菌仕様。使用頻度が高い人でも、清潔に使い続けられるのもポイントです。
【Schiek】アルティメイトグリップ No.1900
サイズ | 素材 |
Sサイズ:16.5cm以下 Mサイズ:16.5~19cm Lサイズ:19cm以上 | ラバー |
アメリカのトレーニーの間で有名なSchiek社が制作したパワーグリップ。
ベロの部分は4㎜と肉厚になっているため、高重量を持った時に手の痛みがあまりでないのが魅力です。トレーニングを始めたばかりで、バーベルを握るのに慣れていない人にもおすすめ。
また、高いグリップ力と吸いつくようなフィット感が特徴的です。
サイズやカラーバリエーションも豊富なので、見た目に気を使いたい人にもおすすめです。
【ALPHA-COMFORT】パワーサポートグリップPRO
サイズ | 素材 |
フリー:15~21cm | ラバー |
パワーグリップを初めて購入する方におすすめの商品です。
ベロの部分には特殊素材(ノンストップラバー)を採用しているため、バーベルを握った時のフィット感が抜群。
引き裂き強度600㎏に耐えたほど高強度のため、耐久性にも優れています。
リストバンドのサイズは15㎝~21cmのフリーサイズ。手首の細い女性から男性まで、体型を気にせずに購入できるのもポイントです。
これだけ機能性が高いうえに、値段も2,000円ほどと比較的安価に購入できるのも魅力。
パワーグリップとは?
パワーグリップとは手首に巻き、トレーニングするときの握力を補助してくれるトレーニングギアです。
デッドリフトや懸垂などの高重量を扱うトレーニングで、主に利用します。
使い方も簡単で、パワーグリップのベロの部分をバーに巻きつけるだけです。
力があまりなくても高重量が扱えるようになるため、女性やトレーニング初心者にも向いています。
パワーグリップは何キロ以上の重量の時に着けると良いというのはなく、握力が先につらくなったら着けるようにしましょう
パワーグリップを着けるのにおすすめのトレーニング
パワーグリップを着けるのにおすすめのトレーニングはデッドリフトや、懸垂、ダンベルローイングなどのプル系の種目です。
プル系の種目は高重量になるほど握力を使います。先に握力がなくなってしまい、最後まで追い込めなくなってしまうことも。
パワーグリップを装着すれば握力のことを気にせずにトレーニングができるため、フォームにだけ意識できます。
プレス系の種目をするときには、リストラップがおすすめです。手首を固定し、負担を和らげてくれます。
パワーグリップの効果とメリット
パワーグリップの効果や、着けるメリットについて解説していきます。
パワーグリップを購入しようか悩んでいる人は、参考にしてください。
握力の補助をしてくれる
パワーグリップを着ける最大の目的は、握力を補助してもらうことです。
デッドリフトなどのプル系の種目をすると、握力が先になくなってしまうこともあります。目標の回数に到達する前にできなくなってしまい、最後まで追い込めないことも。
また、腕に余計な力が入ってしまうため、フォームが不安定になってしまうこともあります。
高重量を扱う人はフォームが乱れるとケガする可能性も高くなるため、パワーグリップを着けるようにしましょう。
手のひらの保護
パワーグリップはバーをベロに巻いて使用します。
直接バーベルを握らないため、手のひらにマメや、水膨れができるのを防ぐことが可能です
トレーニングを始めたばかりの頃は、バーを握るとマメができやすくなります。トレーニング上級者になると高重量の負荷がかかるため、バーベルが擦れて水膨れができてしまうこともあるのです。
手のひらにマメができるのが気になる人は、パワーグリップを装着してトレーニングしましょう。
パワーグリップのデメリット
パワーグリップのデメリットは、消耗品ということです。
パワーグリップは高重量を扱う時に着けるため、負担が大きくなります。トレーニング頻度が高くなると、壊れやすくなってしまうので注意が必要です。
すぐに壊れることはあまりありませんが、買いなおすのにもコストがかかります。
少し初期投資としては値段がかかりますが、コスト面を考えると耐久性のあるレザーや、ラバー製品がおすすめです。
パワーグリップとリストストラップやトレーニンググローブの違い
パワーグリップと似たようなトレーニングギアにリストラップや、トレーニンググローブがあります。
リストラップはパワーグリップと似ており、ベロの部分が紐状になっているものです。紐の部分をバーベルに巻き付ける手間はありますが、グリップ力が強くなるため、高重量が扱いやすくなります。
トレーニンググローブは手に付けるグローブで、手のひらの保護をするのに効果的なトレーニングギアです。
トレーニンググローブにはパワーグリップのように握力をフォローしてくれる機能はありません。トレーニンググローブはパワーグリップと併用して利用するのがおすすめです。
パワーグリップに関するよくある質問
パワーグリップについて、よく頂く質問を紹介します。
購入するときの参考にしてください。
価格はどのくらいですか?
パワーグリップは安いもので1,000円からあり、高いものだと1万円ほどします。
パワーグリップの素材がネオプレンは安く、レザーになると高額になります。
安いものを購入し費用を抑えることもできますが、良い素材を使った高価な商品のほうが長持ちし、コスパが良くなることもあります。
どこで購入できますか?
Amazonや楽天などのECサイトで購入できます。
また、ECサイトでの購入はサイズ感に不安があるという人は、トレーニングギアを専門に取り扱っているお店で購入するのがおすすめです。
ジムによってはジム内の売店でも販売しています。
手入れの方法は?
手入れの方法はパワーグリップの素材によって異なります。
ネオプレンは水で丸洗い可能です。
レザー製品は水洗いしてしまうと皮が硬くなってしまうので、適切な方法で手入れをしましょう。
自分に合ったパワーグリップを見つけよう!
筋トレにおすすめのパワーグリップ10選を紹介しました。
パワーグリップは握力が弱い人でも、高重量のトレーニングができるようになるトレーニングギアです。握力を気にせずに、最後まで筋肉を追い込むことができます。
また、高重量を扱うトレーニーだけでなく、女性やトレーニング初心者にもおすすめです。
ぜひ自分に合ったパワーグリップを見つけて、快適なトレーニングライフを手に入れてください。
筋トレにおすすめのトレーニングギア
トレーニングのパフォーマンスを向上させるためのトレーニングギアを紹介しています。
ぜひこの機会にトレーニングギアを揃えて、トレーニングを楽しみましょう!
トレーニングベルトおすすめ10選!
ベルトのように腰に巻いて利用するトレーニングギアです。
パフォーマンスを向上させたい人や、腰痛・腰の負担を軽減したい人におすすめです。
パワーグリップおすすめ10選!
手首に装着し、ベロの部分をバーベルや、バーに巻き付けて利用するトレーニングギアです。
手のひらの保護や、ローイング系トレーニング時の握力の補助が目的の人におすすめです。
リストストラップおすすめ10選!
手首に装着し、ひも状になっている部分をバーベルや、バーに巻き付けて利用するトレーニングギアです。
ローイング系トレーニング時の握力の補助が目的の人におすすめです。
リストラップおすすめ10選!
手首に巻き付けて利用するトレーニングギアです。
プレス系種目時の手首の負担を軽減することや、トレーニングフォームを安定させたい人におすすめです。
トレーニンググローブおすすめ10選!
手袋のように、手に装着するトレーニングギアです。
手のひらの保護や、手首のサポート、グリップ力の向上が目的の人におすすめです。
エルボースリーブおすすめ10選!
肘に着けて利用するトレーニングギアです。
肘関節の負担軽減や、トレーニングフォームの安定、パフォーマンスの向上が目的の人におすすめです。
おすすめニースリーブ・ニーラップ8選!
膝に着けたり、巻いたりして利用するトレーニングギアです。
膝関節の負担軽減や、トレーニングフォームの安定、パフォーマンスの向上が目的の人におすすめです。
トレーニンググッズ
自宅でのトレーニングを最大化させるためのトレーニンググッズを紹介しています。トレーニングの負荷を上げたり、バリエーションを増やしたりするためにご活用ください。
筋トレ器具おすすめ14選!自宅で使いやすい商品を紹介
自宅でも利用できるダンベルや、トレーニングチューブ、バランスボールなどを紹介しています。
自宅でのトレーニングを中心的に行っている人におすすめです。