フリーウエイトトレーニングの時に、握力をサポートしてくれるリストストラップ。
バーベルやダンベル、バーに巻き付けて使うことで、限界まで筋肉を追い込むサポートをしてくれます。
そんなリストラップですが、素材やメーカーなどの種類の豊富にあるので、どれを選んだらよいのか迷ってしまいますよね。
おすすめのリストラップ10選を紹介していきます。
リストストラップの選び方

リストストラップにもさまざまな種類があるため、どのような基準で選んだらよいのか気になりますよね。
リストストラップの選び方を紹介しますので、参考にしてください。
素材で選ぶ
リストストラップには下記3種類の素材があり、それぞれに特徴があります。
- 皮革
- コットン
- ナイロン
皮革は耐久性に優れているため、サポート力や固定力が高いのが魅力です。また、使えば使うほど自分の手に馴染みやすくなるのもポイント。ただし、水洗いできないので、手入れが面倒な一面があります。
ナイロンやコットン素材は皮革より耐久力は劣りますが、手に馴染みやすかったり、手入れがしやすかったりするのが魅力です。値段的にもリーズナブルな商品が多いため、トレーニング初心者の人や、初めて購入する人に向いています。
長さで選ぶ
リストラップの長さは45cm~60cmの商品が多くなっています。このくらいの長さが一般的で、バーベルやダンベルを1~2週ほど巻ける大きさです。
長さについては利用者の手の大きさや、握った時に感覚によって左右されることもあります。可能であれば購入する前に、1度試してみてから長さを選択するのがおすすめです。
リストストラップのなかには15㎝や、90㎝の商品もありますが、利用方法が異なることもあるので注意してください。
リストラップと一体型なら手首も固定できる
リストストラップのなかにはリストラップと一体型になっている商品もあります。
リストラップとは手首巻くことで、手首の動きを制限し、安定性を高めるものです。
リストストラップは基本的にプレス系の種目では使用しませんが、リストストラップ機能があれば併用できます。
ただし、リストストラップについているものは、補助程度のものと考えましょう。本格的に手首を固定したい場合には、リストラップを利用するのがおすすめです。
手首にパッドが付いているか
リストストラップは手首に紐を固定してバーベルや、ダンベルに巻き付けます。
扱う重量が軽い時は気にならないこともありますが、高重量になるほど紐が手首に食い込んだり、摩擦で皮膚が擦れたりして、痛みを感じることもあるので注意が必要です。
手首にパッドが付いている商品であれば負荷がかかりにくいため、痛みもあまり感じません。
必ずしも必須で付いていたほうが良いというわけではありませんが、あると便利な機能です。
おすすめリストストラップ10選
【THINKフィットネス】GOLD’S GYM リストストラップG3500


サイズ | 素材 |
50cm | コットン |
大手スポーツジムが販売している人気のリストストラップです。
トレーニーの間でも定番で、多くに人が愛用しています。
リストストラップはコットン素材のため、吸汗性が良いのが魅力。丸洗いできるので、清潔に保てます。
耐久性も抜群に良いため、高重量を扱うトレーニングにも最適です。
長さは約50cmとスタンダードな長さで、トレーニング初心者も使いやすくなっています。
【Schiek】パワーリフティングストラップ(1000PLS)


サイズ | 素材 |
11インチ(27.94cm) | ナイロン |
アメリカでも人気の高いフィットネスギアメーカーが製作したリストストラップです。
手首の部分がマジックテープになっているので、脱着が簡単できるのも魅力。
また、リストストラップの機能も付いているため、ベンチプレスなどのプレス系の種目でも役立ちます。
紐の長さは約30㎝と短めで、バーベルやダンベルに巻き付けやすいのもポイント。
機能性に優れていることから、トレーニング初心者でも扱いやすいリストストラップです。
【Harbinger】パッデッド コットン リフティング ストラップ


サイズ | 素材 |
54.6cm | コットン |
一流アスリートの意見を参考にして制作したリストラップです。
手首の部分には「NeoTek製パッド」を採用しているため、着け心地も抜群。汗をかいても不快感を感じにくくなっています。
コットン素材なので丸洗い可能。汗を多くかいても清潔に保ちやすく、手入れもしやすくなっています。
高重量を扱うトレーニングの時も手首への負担が少なくなるの魅力です。
紐部分の長さは約55㎝で、しっかりと巻き付けることが可能。
デザインも豊富にあるので、見た目にこだわりたい人にもおすすめです。
【RHYNO】リストストラップ


サイズ | 素材 |
54cm | コットン |
トレーニング・フィットネス専門店が制作したRHYNOのリストストラップです。
素材にはコットンを使用しているため肌触りがよく、吸汗性も抜群。トレーニング中に汗をかいても吸い取ってくれるので、不快感を感じません。
手首の部分には約4mmのパッドが付いているため、高重量のトレーニングでも手首が痛くならないのがポイント。
シンプルな単色だけでなく、ピンクのカモフラージュ柄など、バリエーションが豊富なのも魅力です。
【RDX】リストストラップ


サイズ | 素材 |
37cm | コットン・ネオプレン |
さまざまなフィットネス用品や、スポーツ用品を展開しているイギリスの「RDX」社が制作したリストストラップです。
高負荷に耐えられる設計になっているため、高重量を扱うトレーニーの間で人気があります。
中央部分には滑り止め加工がされているため、グリップ力も抜群。また、ゲルクッションもついており、快適にトレーニングができます。
スタイルナッシュデザインかつカラーバリエーションも豊富。デザイン性にこだわりたい人におすすめです。
【鬼エイト】リストストラップ


サイズ | 素材 |
– | コットン |
独自構造の「8」の字をしたリストストラップです。
300㎏以上の高負荷でも外れにくいのが特徴。デッドリフトやベントオーバーローなどの高重量を扱うトレーニーの人にもおすすめです。
日本人の手に馴染みやすい設計になっているのも魅力。XSサイズまで展開しているので、手首の細い人でも使いやすくなっています。
【1DOT2】リストストラップ


サイズ | 素材 |
57.5cm | コットン |
耐久性と摩耗性に優れたリストストラップです。
ストラップの部分には両面滑り止めが付いているため、グリップ力も抜群。長さは約57㎝と長めの構造となっており、バーベルの固定力も高いのが魅力です。
手首の部分にはコットンクッションが付いているため、手首への食い込みを防いでくれます。手首にかかる負担を軽減し、ケガの予防に効果的です。
【KING 2 RING】リストストラップ ST1


サイズ | 素材 |
55cm | 皮革 |
バッファロー皮を100%使用し、耐久性に優れたリストストラップです。
皮革はナイロン素材や、コットン素材よりも耐久性が優れているのが魅力。高重量を扱うトレーニーの人におすすめです。
皮革はほかの素材よりも手に馴染むまでに時間がかかります。使えば使うほど手に馴染み、グリップ力も高まっていくのが特徴です。
皮革素材ながら値段もリーズナブルなのも魅力。初めて皮革のトレーニングギアを利用してみたい人にもおすすめです。
【GORILLA SQUAD】リストストラップ


サイズ | 素材 |
60㎝ | コットン |
天然コットンを使用し、耐久性が高いリストストラップです。
手首の部分には厚さ4㎜のネオプレン素材のリストパッドがあり、手首全体を保護してくれます。
高重量のデッドリフトや、ベントオーバーローイングの時も、手首への負担が少なくて済むのがポイント。
ストラップの部分にはロゴが印字されており、滑り止めの役割をしています。バーベルを握った時のグリップ力が退化のも魅力です。
【ナーブス】レザーリストストラップ


サイズ | 素材 |
61cm | レザー |
皮革を使用した耐久性の高さが魅力のリストストラップです。
皮革ながら伸縮性もあるため、手に馴染みやすく、よくフィットします。
また、一般的なリストストラップよりも厚みがあるため、手のひらの保護にも効果的です。手にマメや、水膨れができるのが気になる人にもおすすめ。
手首の部分には大型のウレタンスポンジを採用しているため、手首に食い込みにくく、痛くならないのが魅力です。
長さも61㎝と長めに設計されているため、手首が太い方に向いています。
リストストラップとは?

リストストラップとはバーベルや、ダンベルに巻き付けて、握力への負担を軽減するトレーニングギアです。
デッドリフトや懸垂などのプル系の種目の時に重宝します。
プル系の種目で高重量を扱うと、鍛えている部位ではなく、先に握力が限界に来てしまこともあるのではないでしょうか。リストストラップを装着することで握力をあまり使わなくとも、高重量のトレーニングができます。
高重量を扱うトレーニング上級者だけでなく、握力が弱い人にもおすすめのトレーニングギアです。
リストラップ・リストストラップ・パワーグリップの違い

リストストラップと似たトレーニングギアに、リストラップとパワーグリップがあります。
リストラップは名前が似ていますが、手首にまき、固定するためのトレーニングギアです。手首を固定することで負担を軽減する役割があります。
パワーグリップはリストストラップと使い方は同じですが、巻き付ける部分が紐状ではなく、ベロのように幅広くなっているのが特徴です。
手のひら全体を覆うので保護する効果は高いですが、リストストラップのほうがバーベルの固定力が高くなります。
リストストラップの使い方

リストストラップは正しく装着することで固定できるようになり、トレーニングの効果が高まります。
リストストラップの使い方は、下記のとおりです。
- 輪になっているほうを腕にはめる
- ひも状の部分をバーベルや、ダンベル2~3週巻き付ける
巻き付けるときは手の握りと反対方向にするのがおすすめです。
最後にゆるみがないかどうかを確認しましょう。巻き付け方が弱いままだと固定力が弱く、リストストラップの効果を感じられません。
リストストラップの効果とメリット

リストラップを装着するメリットは、握力のサポートと手のひらの保護の二つです。
各項目について掘り下げて解説していきます。
握力のサポートをしてくれる
トレーニングのなかでも背中の筋肉を鍛えるデッドリフトや、懸垂などのプル系の種目は、握力を良く使います。
特にデッドリフトなどの高重量を扱うトレーニングほど、握力が強くないと、最後まで追い込めないことが多いです。
リストストラップをバーベルや、ダンベルに巻き付けることで、握力をほとんど使わずに持ち上げられるようになります。
もともと握力が弱く、トレーニングしている途中で握る力がなくなってしまう人にも、リストストラップはおすすめです。
手のひらの保護
バーベルやダンベルを素手で直接握ると、摩擦で痛い場合や、マメができてしまうこともあります。
リストストラップをつけてトレーニングすることで、手とバーベルの摩擦を軽減することが可能です。
女性のなかにはトレーニングをして、手のひらにマメができるのが嫌な人もいると思います。マメを作らないようにするのを目的として、リストストラップを装着するのもおすすめです。
リストストラップのデメリット

リストストラップは握力のサポートをし、トレーニング効果を高める役割があります。しかし、メリットばかりではなく、利用することでデメリットになってしまうことも。
デメリットとしては消耗品ということです。利用頻度や負荷が大きくなればなるほど摩耗していき、壊れてしまうこともあります。壊れてしまうと買いなおす必要があるため、商品によってはコストがかかりすぎてしまうのがデメリットです。
また、セット間で毎回バーベルや、ダンベルに巻き付ける必要があるため、手間と感じることもあります。
リストストラップに関するよくある質問

リストストラップに関して、よく頂く質問をまとめていきます。
購入する前に、一度ご確認ください。
価格はどのくらいですか?
リストストラップは安いもので800円台から、高いもので6,000円の商品があります。
コットンやナイロン素材のほうが安く、皮革素材のほうが高くなっています。
コストを抑えるためにはナイロンや、コットン素材が良いですが、耐久面を考えると皮革のほうが良いこともあります。
どこで購入できますか?
Amazonや楽天などのECサイトで購入できます。
また、ECサイトでの購入はサイズ感に不安があるという人は、トレーニングギアを専門に取り扱っているお店で購入するのがおすすめです。
ジムによってはジム内の売店でも販売しています。
手入れはどのようにしますか?
コットンやナイロン素材は、水で丸洗いができます。
皮革の場合は良く乾かした後に、アルコールの含んだタオルで拭くようにしましょう。
商品によっては手入れの仕方が異なることもあるので、パッケージを確認してください。
自分に合ったリストストラップを見つけよう!

おすすめのリストラップ10選を紹介してきました。
リストラップには皮革や、コットン、ナイロン素材があり、耐久性や手入れのしやすさが変わります。
長さも45cm~60㎝と幅広くあり、自分の手のひらの感覚に合わせて選びましょう。
ぜひ自分に合ったリストストラップを見つけて、トレーニングの効果をさらに高めていってください。
筋トレにおすすめのトレーニングギア
トレーニングのパフォーマンスを向上させるためのトレーニングギアを紹介しています。
ぜひこの機会にトレーニングギアを揃えて、トレーニングを楽しみましょう!

トレーニングベルトおすすめ10選!
ベルトのように腰に巻いて利用するトレーニングギアです。
パフォーマンスを向上させたい人や、腰痛・腰の負担を軽減したい人におすすめです。

パワーグリップおすすめ10選!
手首に装着し、ベロの部分をバーベルや、バーに巻き付けて利用するトレーニングギアです。
手のひらの保護や、ローイング系トレーニング時の握力の補助が目的の人におすすめです。

リストストラップおすすめ10選!
手首に装着し、ひも状になっている部分をバーベルや、バーに巻き付けて利用するトレーニングギアです。
ローイング系トレーニング時の握力の補助が目的の人におすすめです。

リストラップおすすめ10選!
手首に巻き付けて利用するトレーニングギアです。
プレス系種目時の手首の負担を軽減することや、トレーニングフォームを安定させたい人におすすめです。

トレーニンググローブおすすめ10選!
手袋のように、手に装着するトレーニングギアです。
手のひらの保護や、手首のサポート、グリップ力の向上が目的の人におすすめです。

エルボースリーブおすすめ10選!
肘に着けて利用するトレーニングギアです。
肘関節の負担軽減や、トレーニングフォームの安定、パフォーマンスの向上が目的の人におすすめです。

おすすめニースリーブ・ニーラップ8選!
膝に着けたり、巻いたりして利用するトレーニングギアです。
膝関節の負担軽減や、トレーニングフォームの安定、パフォーマンスの向上が目的の人におすすめです。
トレーニンググッズ
自宅でのトレーニングを最大化させるためのトレーニンググッズを紹介しています。トレーニングの負荷を上げたり、バリエーションを増やしたりするためにご活用ください。

筋トレ器具おすすめ14選!自宅で使いやすい商品を紹介
自宅でも利用できるダンベルや、トレーニングチューブ、バランスボールなどを紹介しています。
自宅でのトレーニングを中心的に行っている人におすすめです。