高負荷のトレーニングをするときに欠かせないのがトレーニングベルトです。
腰に巻くことで腹圧を強化し、トレーニング効果を高めることや、腰をケガから守る働きがあります。
そんなトレーニングベルトもメーカーや、種類が豊富にあるので、どれを選んだら良いのか悩んでしまいますよね。
おすすめのトレーニングベルト10選を紹介しますので、購入するときの参考にしてください。
トレーニングベルトの選び方
トレーニングベルトの種類もいろいろとあるので、どれを選んだら良いのか悩んでしまいますよね。
トレーニングベルトの選び方を紹介していきます。
サイズで選ぶ
トレーニングベルトの多くはS・M・Lサイズと展開しており、ウエストに合わせて購入します。
トレーニングベルトの締め付けが弱いと効果を感じられなくなってしまうので、ピッタリサイズを選びましょう。
バックルである程度の調整はできます。
S・M・Lのサイズ表記だけで購入すると大きすぎる場合が良くありますので、ウエストサイズを確認したうえで購入しましょう。Sサイズでもウエスト80㎝くらいまで利用できる商品もあります。
素材で選ぶ
トレーニングベルトの素材には皮革とナイロンの2種類があります。
皮革素材は固定力が高く、腹部を強固に締め付けることが可能です。高重量・高負荷のトレーニング時に、腰への負担を軽減してくれます。
ナイロン(ネオプレーン)素材は柔軟性があるため、腰回り合わせてフィットしやすいのが特徴です。革製に比べて強度は劣りますが、トレーニング中に邪魔に感じたり、負担になったりすることはありません。
高重量を扱うトレーニング上級者は革製のベルトを利用し、初心者のうちはナイロン製を使うのがおすすめです。
ベルト幅で選ぶ
ベルトの背面側(腰に当てる側)の太さも効果を高めるために需要です。
背面が太いタイプはパワーベルトとも呼ばれており、腹部周りをがっちりと固定します。腰に負担のかかりやすり高重量・高負荷のトレーニングの時におすすめです。
太いタイプはトレーニング上級者に向いていますが、これから挙上重量を上げていきたい人にも向いています。
また、前側が細いタイプは腹部にフィットしやすく、着け心地が良いものが多いです。トレーニング初心者の人や、初めて利用する人に向いています。
バックルのタイプから選ぶ
バックルの種類には、下記の3種類があります。
- ピンタイプ
- レバーアクション
- フックバックル
- マジックテープ
一般的にはピンタイプが多く、ベルト穴にピンを刺して固定します。1本と2本の2種類ありますが、2本ほうが強度も高くおすすめです。
レバーアクションタイプはレバーでサイズを調整します。ワンタッチで脱着が可能な点が便利です。
フックバックルはベルト穴にフックを差し込んで固定します。ピンタイプよりも着けたり、外したりするのが簡単です。
ナイロン製のトレーニングベルトに多いのがマジックテープタイプ。サイズの調整が簡単にできるため、体型に合わせやすいのがメリットです。
おすすめのナイロン製トレーニングベルト5選
おすすめのナイロン製トレーニングベルト5選を紹介します。ナイロン製は柔軟性が高く、着け心地も良いため、トレーニング初心者におすすめです。
自分にあったトレーニングベルト見つけるときの参考にしてください。
【Harbinger】フォームコアベルト
サイズ | 素材 | バックル |
S:61cm-73.7cm M:73.7cm-84cm L:84cm-94cm XL:94cm-106.7cm | ナイロン | 面ファスナー |
腰部分の幅広ベルトが、強固なサポートしてくれるトレーニングベルトです。
腰の幅が約12.7㎝と幅広タイプのため、高重量・高負荷のトレーニングをがっちりとサポートしてくれます。
素材はナイロンを使用。生地には柔軟性があり、着け心地も抜群です。
また、軽量の発砲フォームパッドが入っているため、ウエスト周りをしっかりと支えてくれます。
バックル部分は面ファスナーになっており、細かいサイズの調整が可能です。
【Schiek】リフティングベルト 4004
サイズ | 素材 | バックル |
XS:61cm-71cm S:69cm-81cm M:79cm-91cm L:89cm-104cm XL:101cm-114cm | ナイロン | 面ファスナー |
人間工学に基づいて作られたトレーニングベルトです。
腰部分は約7度の傾斜があり、背骨の適切な位置を維持してくれます。また、腰にぴったりとフィットするため、トレーニング中もベルトが気なりません。
ナイロン素材を採用しているため、ベルトに柔軟性もあります。
腰部分は太めの設計をしているので、腰回りの安定感も抜群です。
サイズはベルクロで細かく調整できるため、しっかりと固定できます。XSサイズからあるため、ウエストの細い女性にもおすすめです。
【RDX】ネオプレーン リフティングベルト
サイズ | 素材 | バックル |
S:63cm-76cm M:76cm-89cm L:89cm-101cm XL:101cm-117cm | ナイロン | 面ファスナー |
柔軟性と耐久性を兼ね備えたナイロン製のトレーニングベルトです。
ベルトの内側には、RDX独自開発のEVA-LUTIONシートと呼ばれる衝撃吸収素材が採用されています。高負荷のトレーニング時の衝撃から、腰を守ってくれるのが特徴です。
腰部は16.5cmと幅広タイプを採用しており、抜群のサポート力があります。
また、カラーバリエーションも豊富なのも魅力。トレーニングゲルトは黒単色など、シンプルな商品が多くなっています。RDXのトレーニングベルトは、ピンクなどのかわいらしいデザインもあるのが魅力です。見た目にもこだわり、オシャレにトレーニングしたい人にも最適。
【GronG】トレーニングベルト
サイズ | 素材 | バックル |
S:60cm-75cm M:75cm-90cm L:90cm-105cm | ナイロン | 面ファスナー |
リーズナブルながらハイパフォーマンスで、コスパ最高のトレーニングベルトです。
固定力の高いマジックテープを採用しており、トレーニング中のズレを防いでくれます。
バックル部分には金属のローラーを採用しており、ベルト通しがスムーズにできるのも魅力。
トレーニングベルトのなかでも最安級で、リーズナブルです。トレーニングベルトを使ったことない人や、試しに使ってみたい人に向いています。
【Harbinger】女性用 ウエイトトレーニングベルト
サイズ | 素材 | バックル |
S:61cm-71cm M:71cm-81.3cm L:81.3cm-91.4cm | ナイロン | 面ファスナー |
女性のウエストサイズに合わせて作成したトレーニングベルトです。
トレーニングベルトはSサイズでも非常に大きいものが多くあります。Harbingerでは女性のウエストに合わせた女性専用のサイズを展開。
背面には軽量のフォームパッドが入っており、腰をしっかりとサポートしてくれます。
バックルにはステンレスのローラーを採用しているため、脱着もスムーズ。
内側には肌触りの良いトリコット素材を使用しているため、着け心地も抜群です。
おすすめのレザー製トレーニングベルト5選
おすすめのレザー製トレーニングベルト5選を紹介します。レザーはサポート力が高いため、高重量・高負荷のトレーニングをする筋トレ上級者におすすめです。
自分にあったトレーニングベルト見つけるときの参考にしてください。
【adidas】レザー リフティングベルト
サイズ | 素材 | バックル |
XS:61cm-78cm S:81cm-96cm M:89cm-104cm L:94cm-109cm XL:99cm-111cm | レザー | ピン |
有名スポーツブランドadidasのトレーニングベルトです。
デザイン性と耐久性に優れている本革を使用しています。
ベルトの縁をダブルステッチで補強しているため、耐久性に優れているのが魅力です。
裏面にはスウェードライニング加工がされており、グリップ力が高いのが特徴。激しいトレーニングでもずれにくくなっています。
バックル部分はシングルピンになっているため、着けたり、外したりするのも簡単です。
【RDX】リフティング ベルト
サイズ | 素材 | バックル |
S:50cm-60cm M:60cm-73cm L:73cm-83cm XL:83cm-96cm 2XL:96cm-111cm | レザー | ピン |
こだわりのカウハイドレザーと内部の高品質素材でトレーニングをサポートし、抜群のホールド感で安定感のあるトレーニングベルトです。
素材にはカウハイド(牛革)ヌバックオイルタンニングレザーを使用。大きな負荷にも耐えられる耐久性の高い素材で、高負荷のトレーニングもしっかりとサポートしてくれます。
バックルはステンレス製を採用しており、10段階の調節穴で微調整が可能です。
バックサポート部にはクッション性のある保護素材を使用しているため、着け心地も良くなっています。
【EasyJoy】ウエイトリフティングベルト
サイズ | 素材 | バックル |
S:70cm-95cm M:86cm-105cm L:100cm-115cm | レザー | ピン |
レザー仕様ながらリーズナブルなのが魅力的なトレーニングベルトです。
高品質な牛革を使用したピンタイプで、ウエストサイズに合わせて10段階から調整できます。
腰パッドの幅も10cmと太めになっているため、腰のサポート力も抜群です。
裏面はソフトな仕上がりで、腰に装着したときのフィット感があります。
耐久性・品質が優れている上にリーズナブルなので、トレーニング初心者から上級者まで幅広い方におすすめです。
【GOLD’S GYM】ブラックレザーベルトG3367
サイズ | 素材 | バックル |
XS:55cm-65cm S:65cm-75cm M:75cm-85cm L:85cm-95cm XL:95cm-105cm | レザー | ピン |
多くのトレーニーに愛用されているトレーニングベルトです。
GOLD’SGYMのトレーニングベルトは数種類ありますが、そのなかでもリーズナブルに購入できるのが魅力。
リーズナブルながらも耐久性に優れており、高負荷のトレーニングでもしっかりと腰をサポートしてくれます。
サイズも5段階あるため、ウエストの細い人から太い人まで対応。ダブルピンを採用しており、サイズの調整もできます。
トレーニング初心者の人をはじめ、初めて革製のトレーニングベルトを利用する人におすすめの商品です。
【king2ring】トレーニングベルト pk3800
サイズ | 素材 | バックル |
XS:50cm-68cm S:60cm-78cm M:70cm-88cm L:80cm-99cm | レザー | フックタイプ |
高品質なトレーニングギアを作ることで有名な、パキスタンで制作されたトレーニングベルト。
ほどよい硬さで、耐久性の高いバッファロー革を使用しているのが特徴です。
革は高強度のナイロン糸で縫合しているため、壊れにくくなっています。
バックルにはフックタイプを採用。2ピンタイプの固定力と、着脱が簡単にできる用フックがサポートしてくれます。
ベルト幅のある幅広タイプのため、腰の保護力が高いのも魅力です。
本製品は2ピンタイプで、フックのついていないpk3500も販売しておりますので、気になる方はチェックしてみてください。
トレーニングベルトとは?
トレーニングベルトとは腹部に巻き、腹圧を高めるためのベルトです。
腹圧を高めることでトレーニングパフォーマンスの向上や、ケガの予防に効果があります。
トレーニングベルトのメーカーはGOLD’S GYMをはじめ、Schiek(シーク)、Harbinger(ハービンジャー)が有名です。ほかにもさまざまなトレーニングギアを展開しているため、性能も高いものが多くあります。
トレーニングベルトは高重量・高負荷のトレーニングをする上級者が使うものと思われがちです。重量や負荷に関係なく、筋トレ初心者でも必要に応じて利用しましょう。
トレーニングベルトの効果とメリット
トレーニングベルトにはパフォーマンスの向上と、ケガを予防するための効果があります。
各効果を深堀して解説しますので、参考にしてください。
パフォーマンスが向上する
トレーニングベルトを巻くことで腹圧が高まり、力を入れやすくなります。ベルトを利用していない時よりも、高重量を扱えるようになるのが魅力です。
ベルトを巻いたことにより、重量が5kg以上あがったという人もいます。特にデッドリフトや、スクワットはベルトを着けているときと、着けていない時での差を感じやすいです。
トレーニングの目的が重量を上げられるようになる場合は、ベルトを巻いて高重量を上げるようにしましょう。
腰痛・ケガの予防になる
スクワットやデッドリフトのように腰に負荷がかかるトレーニングは、高重量になるほど腰を痛めやすくなります。
高重量になるほど、フォームも不安定になりやすいです。
トレーニングベルトを巻くことで腹圧も高まり、腰への負担を軽減させ、フォームを安定させます。
トレーニング中に腰が痛いと感じる人や、フォームが崩れてしまう人は、トレーニングベルトを装着するようにしましょう。
トレーニングベルトのデメリット
トレーニングベルトはパフォーマンスの向上や、ケガの予防に効果はありますが、ずっとつけておくのはあまりよくありません。
ベルトを長時間つけていると自分で腹圧を高められなくなったり、体幹を維持できなくなったりしてしまうからです。
なかには最初から最後まで着けたままトレーニングする人もいますが、高負荷でするとき以外は外すようにしましょう。
トレーニングベルトはサポート器具になるので、頼り切りすぎないようにしてください。
トレーニングベルトの装着がおすすめの種目
トレーニングベルトは高重量・高負荷で、腰に負担のかかるトレーニングの時に装着するようにしましょう。
特にスクワットや、デッドリフト、ベントオーバーローイング、ショルダープレスです。
スクワットやデッドリフトは、自分の体重以上の重量を扱うこともあるため、着けるようにしましょう。
ベンチプレスでもトレーニング強度を上げるために、着ける人もいます。また、腰に不安がある人も、トレーニング中に着けるのがおすすめです。
トレーニングベルトの巻き方・着け方
トレーニングベルトは背面を腰に当てて、身体の正面でバックルを止めます。このときにお腹をへこませて、強く巻き付けるのがポイントです。
一度息をすべて吐き切った状態でベルトを巻きます。一度息を吸って、もう一度吐き、締めなおしましょう。
初めて巻くと息が苦しく感じるかもしれません。息が苦しいと感じるくらいで巻くのが、一番効果の高い着け方です。
トレーニングのセット間で、毎回つけたり、外したりするのをおすすめします。
トレーニングベルトに関してよくある質問
トレーニングベルトに関するよくある質問です。
ぜひ、購入するときの参考にしてください。
価格はどのくらいですか?
トレーニングベルトの価格は2,000円から13,000円ほどです。
金額は使用している素材や、ブランド力によって異なります。
トレーニングベルトは長持ちしやすいトレーニングギアですが、長期間利用しているとバックルの部分から壊れていきやすいです。
特にマジックベルトは着けたり、外したりの頻度が高くなると弱くなりやすいので注意してください。
どこで購入できますか?
Amazonや楽天などのECサイトで購入できます。
また、ECサイトでの購入はサイズ感に不安があるという人は、トレーニングギアを専門に取り扱っているお店で購入するのがおすすめです。
ジムによってはジム内の売店でも販売しています。
洗い方や手入れの方法は?
トレーニングベルトは汗を吸いやすいため、使用後は直射日光の当たらない場所で乾かすようにしましょう。
乾燥した後はアルコールの含んだタオルで、軽く拭くのがおすすめです。
ナイロン製のトレーニングベルトは水洗いできるものもあるので、確認してみてください。
何キロから着けますか?
トレーニングベルトを装着する重量の基準はありません。
腰に負担がかかっている場合や、痛みが出ているときには装着しましょう。
トレーニング上級者の人がつけているイメージが強いですが、初心者に人もつけるのがおすすめです。
自分に合ったトレーニングベルト見つけよう!
おすすめのトレーニングベルト10選を紹介しました。
トレーニングベルトには様々な種類があるため、バックルのタイプや素材、ベルトの幅から、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
適切なトレーニングベルトを着けることでパフォーマンスの向上や、腰痛の予防に効果があります。
ぜひ、当記事を自分のあったトレーニングベルトを選ぶときの参考にしてください。
筋トレにおすすめのトレーニングギア
トレーニングのパフォーマンスを向上させるためのトレーニングギアを紹介しています。
ぜひこの機会にトレーニングギアを揃えて、トレーニングを楽しみましょう!
トレーニングベルトおすすめ10選!
ベルトのように腰に巻いて利用するトレーニングギアです。
パフォーマンスを向上させたい人や、腰痛・腰の負担を軽減したい人におすすめです。
パワーグリップおすすめ10選!
手首に装着し、ベロの部分をバーベルや、バーに巻き付けて利用するトレーニングギアです。
手のひらの保護や、ローイング系トレーニング時の握力の補助が目的の人におすすめです。
リストストラップおすすめ10選!
手首に装着し、ひも状になっている部分をバーベルや、バーに巻き付けて利用するトレーニングギアです。
ローイング系トレーニング時の握力の補助が目的の人におすすめです。
リストラップおすすめ10選!
手首に巻き付けて利用するトレーニングギアです。
プレス系種目時の手首の負担を軽減することや、トレーニングフォームを安定させたい人におすすめです。
トレーニンググローブおすすめ10選!
手袋のように、手に装着するトレーニングギアです。
手のひらの保護や、手首のサポート、グリップ力の向上が目的の人におすすめです。
エルボースリーブおすすめ10選!
肘に着けて利用するトレーニングギアです。
肘関節の負担軽減や、トレーニングフォームの安定、パフォーマンスの向上が目的の人におすすめです。
おすすめニースリーブ・ニーラップ8選!
膝に着けたり、巻いたりして利用するトレーニングギアです。
膝関節の負担軽減や、トレーニングフォームの安定、パフォーマンスの向上が目的の人におすすめです。
トレーニンググッズ
自宅でのトレーニングを最大化させるためのトレーニンググッズを紹介しています。トレーニングの負荷を上げたり、バリエーションを増やしたりするためにご活用ください。
筋トレ器具おすすめ14選!自宅で使いやすい商品を紹介
自宅でも利用できるダンベルや、トレーニングチューブ、バランスボールなどを紹介しています。
自宅でのトレーニングを中心的に行っている人におすすめです。