筋トレしている人にとって、甘いチョコレートを食べることは、いけないことだと思っていませんか。
ダイエットしている人にとってチョコレートに含まれる糖質や、脂質は悪いものだと感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
しかし、実際のところは適切なタイミングで食べるのであれば、筋トレにも効果的と言われています。
チョコレートの適切な食べ方や、筋トレとの相性について解説していきますので、参考にしてください。
関連記事:ダイエット中は高カカオチョコレートがおすすめ!理由や正しい食べ方を解説
チョコレートに含まれる成分
まずはチョコレートに含まれている主要成分を見ていきましょう。
種類にもよって異なりますが、一般的に販売されているものです。
チョコレート(50g)
- エネルギー 279kcal
- タンパク質 3.45g
- 脂質 17.05g
- 炭水化物 27.9g
その他の栄養
- ポリフェノール
- 食物繊維
- テオブロミン
- カフェイン
ほかにもビタミンB群や、銅、クロムが多く含まれています。
上記で紹介した成分が、筋トレとの相性が良いのが特徴です。ミルクチョコレートのように甘いタイプは、カロリーも多くなります。
筋トレしている人がチョコレートを食べるメリット
チョコレートは適切な量を食べることで、筋トレの効果を高めてくれます
ここでは筋トレとチョコレートの相性が、良い理由について解説していきますので、参考にしてください。
エネルギー補給になる
チョコレートには糖質が多く含まれています。
チョコレートに含まれている糖質は米や、パンと比べても、吸収されやすいのが魅力です。
運動の前には少し食べることでエネルギーを補給でき、パフォーマンスの向上にもつながります。特に筋トレは糖質をエネルギーとして運動するため、筋トレ前に摂取しておくことが重要です。
ただしチョコレートが万能というわけではないので、通常の食事からもバランスよく糖質を摂取するようにしましょう。
集中力が高まる
チョコレートに含まれているカフェインや、テオブロミンには、覚醒作用があります。筋トレ前に摂取すると身体が興奮状態となるため、集中力も高まるのが特徴的です。
カフェインやテオブロミンは、ミルクチョコレートよりも、ダークチョコレートに多く含まれています。
ただし普段からコーヒーや、お茶などのカフェインが含まれているものを飲んでいない人は、チョコレートを食べすぎたことが原因で寝つきが悪くなることもありますので、注意してください。
疲労回復効果がある
チョコレートにはポリフェノールの一種であるエピカテキンが、多く含まれています。この成分が、疲労回復に効果的です。
エピカテキンには抗酸化作用があり、トレーニングで発生した活性酸素を除去する働きがあります。
また、抗酸化作用は老化の防止や、ガン予防、生活習慣病の予防にも効果的です。
トレーニング効果だけでなく健康や、美容面にも良いので、積極的に摂取するようにしましょう。
空腹でのトレーニングは避けるべき
空腹時は運動で利用するためのエネルギー(糖質)が、体内に残っていない状態です。この状態の時にトレーニングをすると燃やすものがないため、タンパク質を代わりに利用してしまいます。
タンパク質の利用が進むと、筋肉を分解してしまうこともあるため、空腹でのトレーニングは避けましょう。
チョコレートに含まれる糖質は分解しやすく吸収しやすいため、トレーニング前の空腹を抑えるのに効果的です。
空腹感が強い人は、チョコレートを少し食べて、エネルギーを蓄えるようにしましょう。
空腹時のトレーニングは「空腹でトレーニングしても良い?気を付けるべきポイントを紹介」も参考にしてください。
筋トレにおすすめのチョコレート
チョコレートにも甘いミルクチョコレートから、苦いダークチョコレートまで、種類も豊富にあります。
そのなかでも筋トレする人におすすめなのが「カカオ70%以上のチョコレート」です。
カカオが多く含まれているチョコレートはポリフェノールや、カフェインが豊富なため、相性も良くなっています。
ミルクチョコレートのように甘いチョコレートはカカオよりも糖質や、脂質が多いため、なるべく食べるのは控えましょう。
チョコレートを食べるのにおすすめのタイミング
チョコレートは運動する1時間前から30分前に食べるのがおすすめです。
トレーニング前に摂取することで、体内にエネルギーを貯められます。チョコレートは消化が早いため、トレーニング前のエネルギー補給としておすすめです。
トレーニングにチョコレートを食べることで、疲労回復の役割があります。しかし、可能であれば通常の食事で炭水化物や、タンパク質を摂取したほうが、筋肉の成長にも効果的です。
チョコレートは運動前に簡単にエネルギー補給ができる食品として、食べるようにしましょう。
チョコレートを食べる時の注意点
チョコレートは筋トレとも相性が良いですが、デメリットとなってしまうこともあります。
チョコレートを食べるときの注意点を紹介しますので、参考にしてください。
糖分とカロリーに注意する
チョコレートにはポリフェノールをはじめ、カフェインと、筋トレにおすすめの栄養素が多く含まれています。
そんなチョコレートには糖質や、脂質も多く含まれているため、カロリーも高い食品です。
必要以上の量を食べてしまうとエネルギーとして消費できないため、太る原因となってしまいます。特に糖質の摂りすぎは、生活習慣病になることもあるので注意してください。
チョコレートを食べる人は1日あたり、2,3カケラ程度に抑えておくようにしましょう。
チョコレートが太るかどうかは「チョコレートは太る?ダイエットに効果的な理由や食べ方を紹介」も参考にしてください。
カフェインにも注意
カフェインは身体を覚醒させるためにも効果的な成分です。カフェインを取り入れることで集中力も増し、トレーニングの効果を高めてくれます。
ただし普段からコーヒーや、お茶を飲む習慣がない人がカフェインを摂ると、夜の眠りが浅くなってしまうこともあるので注意が必要です。
カフェインが多く含まれていることで有名なコーヒーほどはチョコレートに含まれてはいないため、食べすぎなければ問題ありません。
筋トレにおすすめのチョコレート
筋トレとチョコレートは相性抜群!
筋トレとチョコレートの相性を解説しました。
チョコレートには運動時に必要なエネルギーや、集中力を高めるためのカフェイン、抗酸化作用のあるポリフェノールが多く含まれています。
運動する1時間から30分前に食べることで、エネルギー効率よく吸収することが可能です。
また、チョコレートは栄養が多く含まれているカカオ70%以上のものを食べるようにしましょう。
筋トレの前にチョコレートを食べて、効果を実感してみてはいかがでしょうか。
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参照文献