冬になり寒くなると、おでんが食べたくなる人も多いのではないでしょうか。
おでんを食べることで身体の芯から温まることや、卵や、こんにゃく、大根、練り物と、様々な食材が楽しめることからも人気です。
そんなおでんがダイエットに効果があり、食べることで痩せると言われています。痩せられるのであれば、今すぐにでも始めたいと思う人も多いですよね。
おでんダイエットが痩せられるのかどうかや、正しいやり方を解説していきますので、参考にしてください。
おでんダイエットとは?
おでんダイエットとは食事を一食おでんに置き換えたり、間食として食べることで、食べすぎを予防したりするダイエット法です。
おでんの具には卵や、大根、こんにゃく、昆布が入っています。これらの食材は非常にヘルシーなため、食べても太りにくいのが魅力です。
また、おでんの出汁は油を使わず、昆布や、かつお節から煮出しているため、余計な脂質がほとんどありません。
おでんの具も噛み応えがしっかりとしている具材が多いため、少ない量でも満腹になるのが特徴です。
おでんがダイエットにおすすめの理由
おでんがダイエットにおすすめと言われている理由はいくつかあります。ダイエットに効果的な理由を紹介していきますので、参考にしてみてください。
食物繊維がたくさん摂れる
おでんの具材の中でも大根や、昆布などの野菜には食物繊維が豊富に含まれています。
この食物繊維には便通を整えてくれる働きがあるため、便秘の解消に効果的です。また、脂質や糖、ナトリウムなどを吸着して、体外へ排出してくれる役割もあります。食べすぎによって引き起こされる生活習慣病の予防や、改善、肥満の防止にも効果的です。
食物繊維には代謝を促す効果もあります。体内に溜まった老廃物を体外へ排出してくれるため、美容面でも効果的です。
タンパク質が摂れる
おでんの卵や、牛すじ、鶏肉などの肉類には、体づくりに重要なタンパク質も豊富に含まれています。
タンパク質は筋肉を作るために重要な栄養素です。ダイエット中は摂取カロリーが低くなるため、意識しないと筋肉量も落ちやすくなってしまいます。トレーニングとも相性がよく、筋トレ後に摂取することで効率よく筋肉を作ることが可能です。
また、タンパク質は髪の毛や、肌、爪を作る成分でもあるため、美容面にも効果があります。肌荒れや、髪のパサつきが気になっている人も、タンパク質を摂取するのがおすすめです。
タンパク質は「筋トレ後はタンパク質を摂取しよう!目安量や摂取のコツも解説」も参考にしてください。
食後の満足感がある
食事を食べすぎてしまう人や、なかなか満腹感を感じない人は、早食いになっている可能性があります。特にあまり噛まないで食べる人は、満腹感を感じにくいのが特徴です。
早食いの人は食感のある具材を食べることで、食べすぎを予防できます。特におでんの場合には卵や、大根、こんにゃくは食べ応えがあるため、少ない量でも満腹にすることが可能です。
少ない量でも満足するために、おでんを食べる時は練り物などの柔らかいものではなく、食べ応えのあるものを選ぶようにしましょう。
飽きずに続けやすい
おでんダイエットのような置き換えダイエットしていると、人によっては同じ味に飽きてしまい、ついつい他のモノを食べすぎてしまうことがあります。
しかし、おでんダイエットであれば具材を変えることで楽しみ方が変わるので、飽きずに続けることが可能です。
おでんは地域や、家庭によって味や、具材が変わるので、色々と調べてアレンジすることで楽しめます。
おでんのアレンジも豊富なため、これまでに置き換えダイエットを失敗した過去がある人は、おでんダイエットは始めやすいかもしれません。
おでんダイエットのやり方
おでんダイエットする時は、朝・昼・夜の食事を、1食おでんに置き換えてみましょう。
3食のうちタイミングはいつでも構いませんが、ボリュームの多くなりやすい夕食を置き変えることで、食べすぎを防げます。
また、間食として食べるのもおすすめです。ダイエット中は食事制限の影響で空腹になりやすくなります。
間食に甘いお菓子や、スナック菓子を食べてしまうとカロリーを摂りすぎてしまいかねません。おでんであれば非常に低カロリーで、栄養もあるため、間食として食べるのにも向いています。
おでんダイエットで太った?太る原因を解説
おでんダイエットを調べていると、中には太ったという記事も見かけると思います。
ここではおでんダイエットで太ってしまった人の原因を解説していきますので、参考にしてみてください。
おでんを食べすぎている
おでんダイエットで太ってしまうのは、食べ過ぎていることが原因です。
おでんダイエットはおでんを食べたら痩せるという訳ではありません。おでんもカロリーが0ではないため、食べすぎたら太ってしまいます。
食べる量については1日の消費カロリーと摂取カロリーを計算したうえで、決定するようにしましょう。
食べすぎを予防するために柔らかい練り物ばかりではなく、噛み応えのある食品も食べるようにしてください。
高カロリーの具材ばかり選んでいる
おでんは様々な具が楽しめる料理です。
しかし、練り物や、脂身の多い肉など、脂質の多い具材ばかりを選んでしまうと、カロリーも高くなり、太ってしまうこともあります。
おでんを食べる時には野菜や、こんにゃくなどのヘルシーなものを中心に選びましょう。
とはいえ、おでんを食べる時には、練り物などを食べたい人も多いと思います。おでんを作る前に湯煎しておき、余分な脂を落としてから、具として入れるようにしましょう。
おでんダイエットにおすすめの具材
おでんダイエットにおすすめの具材は下記の通りです。
卵や鶏胸肉、牛すじには筋肉や、皮膚、爪、髪の毛を作るためのタンパク質が豊富に含まれています。また、脂質も少ないため、非常にヘルシーなのが魅力の具材です。
ただし、牛すじは肉類の中でも脂質が多く、カロリーが高いため、食べすぐには注意しましょう。
大根や、こんにゃく、昆布には食物繊維が豊富に含まれています。腸内環境の改善や、食べすぎの予防にも効果があるので、積極的に食べたい具材です。
おでんダイエットに不向きの具材
おでんダイエットに不向きの具材は、下記の通りです。
- 餅巾着
- さつま揚げ
- ごぼう巻き
- ちくわぶ
- ソーセージ
持ち巾着は油揚げに脂質が多く、餅は糖質を含むため、カロリーも高い具材です。
さつま揚げや、ごぼう巻きなどの練り物は、製造過程で油を多く使っているため、カロリーも高くなります。
特におでんの中でも加工食品は、カロリーが高くなる傾向にあるため、ダイエット中は控えておくのがおすすめです。
おでんダイエットの効果を高める方法
おでんダイエットを成功させるためには、おでんの食べ方以外にも気を付けるべきポイントがあります。
ダイエットの効果を高めるためのポイントを紹介していきますので、参考にしてみてください。
消費カロリーよりも摂取カロリーを少なくする
ダイエットする時には、カロリー計算することが重要です。
ダイエット中は消費カロリーが摂取カロリーよりも、低くなるようにします。おでんを食べたことが原因で、摂取カロリーが増えてしまうこともあるので、注意が必要です。
特に間食としておでんを食べる場合には、その分だけ食事でカロリーを減らすようにしましょう。
トレーニングで筋肉を付ける
効率よく痩せたい人や、ボディメイクもしたい人は、筋トレも取り入れてみましょう。
筋トレすることで消費カロリーが増えるため、食事制限のみよりも痩せやすくなります。また、筋肉が付くことで基礎代謝も上がるため、痩せやすく、太りにくい体を手に入れることが可能です。目標体重に達し、ダイエットが終了した後もリバウンドしにくくなります。
割れた腹筋や、分厚い胸板、たくましい腕、プリッとしたお尻を作りたい場合には、筋肉を付けることが大切です。理想のカラダを手に入れるためにも、ダイエット中は筋トレを取り入れるようにしましょう。
トレーニングは「1週間の筋トレメニューを紹介!これであなたも迷わずトレーニング」も参考にしてください。
有酸素運動で脂肪燃焼
脂肪を効率よく燃焼させるためにも、有酸素運動を取り入れましょう。
ランニングや、水泳、サイクリングなどの有酸素運動は、脂肪をエネルギーとして運動するため、効果的に燃焼できます。また、ダイエットに取り入れる時は、息が上がるほど速いペースではなく、人と会話ができるくらいゆっくりのペースで、20分以上するのがおすすめです。
また、筋トレをした後に有酸素運動をしたほうが、代謝が上がっている状態からスタートできるため、効率よく脂肪を燃焼できます。
有酸素運動は「筋トレと有酸素の順番は?おすすめのやり方やトレーニング法も紹介」も参考にしてください。
おでんだけにならないようにする
ダイエットを始めると、ダイエットを効率よくしようと、同じものだけになってしまう人もいます。しかし、同じものばかりを食べると栄養バランスが偏ってしまうため注意が必要です。
栄養が偏ってしまうとダイエットが停滞してしまったり、身体を壊したりしてしまうこともあります。
栄養バランスのことも考え、置き換えダイエットの時は1食のみを置き換えるようにしましょう。また、足りない栄養などは、他の食品から補うようにするのがポイントです。
バランスの良い食事は「筋トレに理想のPFCバランスは?摂取量の計算方法も解説」も参考にしてください。
睡眠時間を確保する
寝不足もダイエット中は注意が必要です。
寝不足になると人はストレスを感じやすくなります。ストレスが溜まると過食の原因となり、反対に太ってしまう原因になりかねません。また、身体が脂肪を溜めこもうとしてしまうため、太りやすくなってしまいます。
睡眠中は成長ホルモンが分泌されています。このホルモンは筋肉の修復を助ける働きもあるため、深い睡眠を摂ることも重要です。
ダイエット中は7時間ほど睡眠時間を確保し、寝不足にならないように注意しましょう。
水分を多めに摂る
ダイエット中は意識して水を飲み、代謝を改善することも重要です。
体内の60%は水分でできているため、不足すると身体がむくんだり、体内に老廃物が溜まったりしてしまいます。これらが原因で代謝が悪くなると、不必要な脂質を燃焼しにくくなるため、痩せにくくなってしまうのです。
ダイエット中は一日に2リットル以上の水を飲むことを意識しましょう。冷水が苦手な人は白湯や、常温の水でも問題ありません。ただし、ジュースやお酒は糖質などの不純物が多いため、ダイエット中は控えるようにしましょう。
水分補給は「飲んで痩せることは可能?ダイエットに良いおすすめの飲み物を紹介」も参考にしてみてください。
アルコールは控える
アルコールには糖質が多く含まれているため、余計なカロリーを摂取してしまうことになります。短期間でのダイエットは過度な食事制限にもなりやすいため、不必要にカロリーを摂らないようにすることが重要です。
他にもアルコールには睡眠の質を低下させる働きがあります。寝不足気味になるとストレスホルモンが分泌され、身体が脂肪を溜めこもうとしてしまうので注意が必要です。
また、お酒を飲んでいる時に、ついついおつまみを食べすぎてしまった経験がある人も多いと思います。アルコールには食欲を増進する効果もあるため、ダイエット中に食べ過ぎてしまう原因を作ってしまいます。
ダイエット中はなるべくアルコールの摂取量を控えておくようにしましょう。
アルコールは「筋トレ後にアルコールはNG?お酒と筋肉の関係について」も参考にしてください。
お菓子は控える
ダイエット中は摂取カロリーを抑える必要があるため、間食を摂るのを控えるようにしましょう。
間食としてチョコレートのような甘いお菓子や、ポテトチップスのようなスナック菓子はカロリーが高いお菓子です。ダイエット中は食べるのを控えるようにしましょう。
しかし、食事制限するため、どうしても食べたくなってしまうこともあると思います。そんな時には果物や、野菜を食べるようにしましょう。野菜やフルーツはカロリーもほとんどなく、ダイエット中に不足しがちな栄養も豊富です。
間食は「ダイエット中で口が寂しい時におすすめの解消法を紹介」も参考にしてください。
おでんを食べて楽しくダイエットしよう
おでんダイエットのダイエット効果や、正しいやり方を解説しました。
おでんには様々な具材が入っているため、食物繊維や、タンパク質などのダイエット中に嬉しい栄養が多く摂れます。また、食べ応えがある食品が多いため、食べすぎを予防できることや、具材によってアレンジができることから、飽きずに続けられるのがメリットです。
ダイエット中におでんを食べる時は3食のうち1食を置き換えたり、間食として取り入れたりしましょう。
ダイエットにおでんを取り入れて、楽しく、健康的なダイエットを始めてみてください。
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参照文献