白滝（糸こんにゃく）ダイエットは痩せる？痩せない？効果のある正しいやり方を解説
Rehour Gymヘルシーで噛み応えのあるイメージの強い「白滝」。
そんな白滝を使ってダイエットができないかと、お考えの方もいるのではないでしょうか。
白滝も食べ方、取り入れ方次第では、十分にダイエット効果を期待できる食べ物です。
当記事では正しい白滝ダイエットのやり方を紹介していきます。
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白滝（糸こんにゃく）ダイエットとは？
白滝（糸こんにゃく）ダイエットとは主食を白滝に置き換えたり、主食に白滝を混ぜて満腹感を感じやすくさせ、食べすぎを予防したりするダイエット法です。非常にヘルシーな食べ物で、水分を吸うことで膨らむので、少量でも満腹感を感じやすくなります。
また、白滝は味がほとんどしないため、様々な料理でも使える食品です。主食となるお米に混ぜることや、パスタなどの麺の代わりに利用する、すき焼きなどのトッピングとして入れるなど、様々な食べ方ができます。
白滝と糸こんにゃくの違い
白滝と似たようなものに、糸こんにゃくがあります。
白滝と糸こんにゃくに違いが気になり、栄養価の良いものを選択したい人もいるのではないでしょうか。
白滝と糸こんにゃくの違いは明確になく、同じものとして取り扱われています。主に関東では白滝と呼ばれ、関西では糸こんにゃくと呼ばれているようです。
栄養価の違いもないため、どちらも気にせずに購入して問題ありません。
白滝（糸こんにゃく）の栄養成分
白滝の栄養成分は、下記の通りです。
白滝 100gあたり
| カロリー | 6kcal |
| 脂質 | 0g |
| 炭水化物 | 3g |
| タンパク質 | 0.2g |
| ナトリウム | 10mg |
| カリウム | 12mg |
| カルシウム | 75mg |
| 鉄 | 0.5mg |
| マグネシウム | 4mg |
参考：日本食品標準成分表
白滝は100gあたり6kcalと非常に低カロリーの食品です。スーパーなどで販売されている白滝は1袋あたり200g入っています。1袋食べたとしても12kcalしなかなく、食べ過ぎても心配はありません。
ただし、栄養がほとんど含まれていません。白滝だけにならないようにし、様々な食品から栄養を摂るようにしましょう。
白滝のダイエット効果
白滝がダイエットにおすすめと言われている理由には、主に3つあります。
ここではダイエットにおすすめと言われている理由を詳しく解説していきますので、参考にしてください。
満腹感を感じやすくなる
白滝は多くの食物繊維を含んでいます。この食物繊維には便通を整えてくれる働きがあるため、便秘の解消に効果的です。また、脂質や糖、ナトリウムなどを吸着して、体外へ排出してくれる役割もあります。
食べすぎによって引き起こされる生活習慣病の予防や、改善、肥満の防止にも効果的です。
白滝に含まれる食物繊維はグルコマンナンと言い、不溶性食物繊維となります。この食物繊維は消化されずに体外へ排出されるため、エネルギー源とはなりません。
食べ応えがある
食事を食べすぎてしまう人や、なかなか満腹感を感じない人は、早食いになっている可能性があります。特にあまり噛まないで食べる人は、満腹感を感じにくいのが特徴です。
早食いの人は食感のあるこんにゃくを食べることで、食べすぎを予防できます。早食いを予防するためには、しっかりと噛むことが重要です。
また、白滝には食物繊維が多く含まれています。食物繊維には満腹感を維持する効果もあるため、食べすぎの予防に効果的です。
低糖質・低GI食品である
白滝には糖質がほとんど含まれていないため、低糖質ダイエットにもおすすめの食品です。また、血糖値も上がりにくく低GI食品でもあります。
GI値とは食後の血糖値の上がりやすさを表わした指標です。数値が高ければ高いほど、血糖値が上がりやすい食品となります。
下記がGI値の比較表となります。
血糖値が高くなるとインスリンが分泌されます。このインスリンには糖分を脂質に変換する効果があるため、太りやすくなってしまいます。
ダイエット中は低GI食品を意識して選び、代謝を上げないようにすることが重要です。
白滝（糸こんにゃく）ダイエットのやり方
白滝（糸こんにゃく）ダイエットのやり方は白米に白滝を混ぜてボリュームを増やしたり、パスタなどの麵の代わりに使ったりしてカロリーを抑えるようにしていきます。
白米や麺などの炭水化物は糖質量が多く、GI値も高いものが多いのが特徴です。ダイエット中に適切な量を食べる分には問題ありませんが、食べ過ぎてしまった分は脂肪として溜めこんでしまいます。
ほとんどカロリーもなく、食べ応えのある白滝を混ぜたり、置き換えたりしてあげることで、糖質の摂取量を抑えることが可能です。
白滝を食べているのに痩せない理由
白滝ダイエットのことを調べていると、中には痩せない人や、太ってしまったというのを見かけるかもしれません。このように痩せなかったり、太ったりしてしまう人には、原因があります。
うまくできていない人の原因を解説していきますので、参考にしてください。
食事を食べすぎている
白滝ダイエットは白滝を食べれば痩せられるわけではありません。
ダイエットする時は消費カロリーよりも、摂取カロリーを少なくする必要があります。朝昼夜間食を食べすぎてしまっていると、摂取カロリーも増え、痩せにくくなってしまいます。
白滝ダイエットは食事制限したうえで、空腹感を紛らわすことや、食べすぎを予防するためのダイエット法です。
普段の食事内容も見直し、食べすぎないように注意しましょう。
栄養バランスが偏っている
置き換えダイエットを始めると、早く効果を出したいからと食事をすべて置き換えてしまう人もいます。食事をすべて置き換えると摂取カロリーは減りますが、栄養バランスが悪くなってしまうため注意が必要です。
必要な栄養が摂取できていないと身体を壊してしまうことはもちろんのこと、場合によっては痩せにくくなってしまうこともあります。食事する時には炭水化物や、タンパク質、ビタミンなどをバランスよく摂るようにしましょう。
栄養バランスは「筋トレに理想のPFCバランスは？摂取量の計算方法も解説」も参考にしてください。
ダイエットの効果を高めるポイント
ここでは白滝ダイエットの効果を高めるための方法を解説していきます。ぜひダイエットを効率よく進めていきたい人は、取り入れてみてください。
筋トレで筋肉を付ける
効率よく痩せたい人や、ボディメイクもしたい人は、筋トレも取り入れてみましょう。
筋トレすることで消費カロリーが増えるため、食事制限のみよりも痩せやすくなります。また、筋肉が付くことで基礎代謝も上がるため、痩せやすく、太りにくい体を手に入れることが可能です。目標体重に達し、ダイエットが終了した後もリバウンドしにくくなります。
割れた腹筋や、分厚い胸板、たくましい腕、プリッとしたお尻を作りたい場合には、筋肉を付けることが大切です。理想のカラダを手に入れるためにも、ダイエット中は筋トレを取り入れるようにしましょう。
トレーニングは「1週間の筋トレメニューを紹介！これであなたも迷わずトレーニング」も参考にしてください。
有酸素運動で脂肪を燃焼させる
脂肪を効率よく燃焼させるためにも、有酸素運動を取り入れましょう。
ランニングや、水泳、サイクリングなどの有酸素運動は、脂肪をエネルギーとして運動するため、効果的に燃焼できます。また、ダイエットに取り入れる時は、息が上がるほど速いペースではなく、人と会話ができるくらいゆっくりのペースで、20分以上するのがおすすめです。
また、筋トレをした後に有酸素運動をしたほうが、代謝が上がっている状態からスタートできるため、効率よく脂肪を燃焼できます。
有酸素運動は「筋トレと有酸素の順番は？おすすめのやり方やトレーニング法も紹介」も参考にしてください。
睡眠時間を確保する
寝不足もダイエット中は注意が必要です。
寝不足になると人はストレスを感じやすくなります。ストレスが溜まると過食の原因となり、反対に太ってしまう原因になりかねません。また、身体が脂肪を溜めこもうとしてしまうため、太りやすくなってしまいます。
睡眠中は成長ホルモンが分泌されています。このホルモンは筋肉の修復を助ける働きもあるため、深い睡眠を摂ることも重要です。
ダイエット中は7時間ほど睡眠時間を確保し、寝不足にならないように注意しましょう。
水の飲む量を増やす
ダイエット中は意識して水を飲み、代謝を改善することも重要です。
体内の60％は水分でできているため、不足すると身体がむくんだり、体内に老廃物が溜まったりしてしまいます。これらが原因で代謝が悪くなると、不必要な脂質を燃焼しにくくなるため、痩せにくくなってしまうのです。
ダイエット中は一日に2リットル以上の水を飲むことを意識しましょう。冷水が苦手な人は白湯や、常温の水でも問題ありません。ただし、ジュースやお酒は糖質などの不純物が多いため、ダイエット中は控えるようにしましょう。
アルコールは控える
アルコールには糖質が多く含まれているため、余計なカロリーを摂取してしまうことになります。短期間でのダイエットは過度な食事制限にもなりやすいため、不必要にカロリーを摂らないようにすることが重要です。
他にもアルコールには睡眠の質を低下させる働きがあります。寝不足気味になるとストレスホルモンが分泌され、身体が脂肪を溜めこもうとしてしまうので注意が必要です。
また、お酒を飲んでいる時に、ついついおつまみを食べすぎてしまった経験がある人も多いと思います。アルコールには食欲を増進する効果もあるため、ダイエット中に食べ過ぎてしまう原因を作ってしまいます。
ダイエット中はなるべくアルコールの摂取量を控えておくようにしましょう。
アルコールは「筋トレ後にアルコールはNG？お酒と筋肉の関係について」も参考にしてください。
間食を控える
ダイエット中は摂取カロリーを抑える必要があるため、間食を摂るのを控えるようにしましょう。
間食としてチョコレートのような甘いお菓子や、ポテトチップスのようなスナック菓子はカロリーが高いお菓子です。ダイエット中は食べるのを控えるようにしましょう。
しかし、食事制限するため、どうしても食べたくなってしまうこともあると思います。そんな時には果物や、野菜を食べるようにしましょう。野菜やフルーツはカロリーもほとんどなく、ダイエット中に不足しがちな栄養も豊富です。
間食は「ダイエット中で口が寂しい時におすすめの解消法を紹介」も参考にしてください。
白滝（糸こんにゃく）を取り入れて無理なくダイエットしよう
白滝（糸こんにゃく）ダイエットの正しいやり方を紹介しました。
白滝には食物繊維が含まれているため、腸内環境の改善や、腹持ちを良くして、食べすぎを予防する効果があります。また、食べ応えもしっかりあるので、少量でも満腹感を感じやすい食品です。
白滝ダイエットする時は主食である白米に混ぜて炊くことや、麺の代わりに使用する方法があります。ボリュームを増やし食べすぎを予防することや、糖質の摂取量を抑えるのに効果的です。
ダイエットに白滝を取り入れて、無理なく健康的にダイエットしていきましょう。
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参照文献
- e-ヘルスネット
- 健康長寿ネット
- NSCA（National Strength and Conditioning Association）
- NESTA（全米エクササイズ＆スポーツトレーナー教会）
- JATI（日本トレーニング指導者協会）
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